お金を借りていたところへ過払い請求をして過払い金が戻ってくるならこんなにうれしいことはありません。 お金が返ってくるかどうかは実際に調べてみないと正確にはわかりません。

しかし、とりあえず該当しない件についてはっきりしていることはあります。それは今までに、利息制限法を超える金利での返済経験がないことです。 この場合はどんなに長い年数返済をしていても過払い金が発生しません。

正確に何％以上かについては借入額によってかわります。10万円以下なら２０％、100万円以上なら１５％等金額によって上限は変わりますが、２０％を超える金利に心当たりがあるならば調べてみる価値はあります。

とくに長期間多額の返済をしている場合は戻ってくる金額も大きい可能性が高いです。冗談でなく100万単位の金額が戻ってくる可能性もあるので必ず確認すべきです。 完済後10年で時効が成立してしまうのでそれまでには確認しましょう。

特に今まだ返済中である場合は、一日でも早く調べた方が得です。何故なら、過払い請求を消費者金融に申し込んだ時点で今掛かっている利息がいったんストップになるからです。

それからの交渉中は利息がかかりません。なので少しでも早く申し込めば、それだけ無駄な利息を払わなくて済みます。

まずは過払い請求を行う際の流れについてですが、任意の場合と訴訟になった場合だと流れは異なってきます。任意の場合にはまず書類で金融機関に通知します。

そして、金融機関に取引履歴に関する情報を得ます。そして、その金額を元に正確な金額を算出します。算出した正確な過払い金の請求を金融機関に書類などを利用して行います。

そして、合意書を取り交わします。後に過払い金が振り込まれます。しかし、金融機関が過払い請求に応じてくれない時には、訴訟へと発展してしまう事もあります。その場合には手続きは更に厄介になってしまうという事が予想されます。多くの場合はこのような流れで行われます。